岩槻小学校で2018年11月21日(水)、岩槻ライオンズクラブ(小山宏美会長)による児童たちに向けた講座「第33回 薬物乱用防止教室」が開かれた。40年以上前から継続しているというこの取り組みは、現代社会でも今なお問題視される違法薬物やドラッグの危険性を啓発するもの。当日は、薬物乱用防止教育認定講師の内藤悦夫氏が小学6年生たちに映像やスライドを使い、違法薬物やドラッグの種類、身体への影響などを解説した。講座の初めには、教師と女子児童たちが寸劇を披露。芸能プロダクションのスカウトに扮した教師が「1週間後に撮影があるんだけど、やせてほしいんだよね」とドラッグを手に勧誘するも、児童たちはたじろぐという演技で、身近に忍び寄る違法薬物やドラッグの危険性を分かりやすく伝えていた。その後、「薬物乱用から自分を守る」をテーマにした映像が流されたのち、内藤氏による講義が行われた。途中でクイズを挟みながら「薬物は体内でどんな影響や作用があるのか」「薬物使用に対する各国の刑罰」などを、スライドと共に一つひとつ丁寧に解説した。講座の終了間際には、児童から「違法薬物やドラッグの存在はテレビを見て知っていたものの、種類がたくさんあることに驚いた。この経験を将来に活かしていきたい」という感想もあがった。また、講師を務めた内藤氏は「児童が真剣に聞いてくれていたのが伝わった。身近にある薬物の危険性を、こうした講座を通して感じてもらえれば」とその意義について語っていた。【編集部・カネコ】
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