まだ色々とお話したいこともあり、一寸女性の帽子についてふれたいと思いますが、浅学菲才の私ではつば広帽とベレー帽しか思いつかず、といってデザイナー名のついているものを挙げると途轍もないことになるのでここでは帽子の似合った女優さんを列挙するに留めます。まず、日本の女優では小暮美千代さんで良家のお嬢さん役でつば広帽をかぶって恥じらいを含んで一寸小首をかしげたショットが印象的でした。のちに演じたバンプ役とは対照的でした、原節子、高峰三枝子さんたちも上手に帽子を被りこなしていました。外国の女優さんでは映画『第三の男』のアンナ役のアリダ・バァリがラストシーンで並木道を歩いて去っていく帽子が使いこなした形になっていて小道具としていきていました。ローレン・バコール、イングリット・バーグマンもオーソドックスな帽子はよく似合いました。軍帽を始め種々の帽子を被りこなしていたのはドイツからハリウッド入りした脚線美が売り物であり、勿論縁起もしっかりしていてその上、歌も唄えた、マルレーネ・ディートリッヒでした。マリリン・モンローの帽子については記憶がないので、知人、友人に聞きましたが、誰も覚えていない、あるいは知らないとの答えでした、筆者を始め世の男性は彼女の他の方ばかりを見ていたのかもしれません。
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