受験シーズンがいよいよ本番を迎えるこの時期から、合格祈願に訪れるのは菅原道真公を祀る天満宮・天神社ではなかろうか。京都の北野天満宮と福岡の太宰府天満宮が有名だが、天神社は日本全国に分布しており、岩槻藩の城下町で日光御成道の宿場として江戸時代に栄えた岩槻区内にも複数の由緒ある天神社が存在している。意外と身近な場所にひっそりと鎮座しているかもしれないが、主なスポットを取り上げてみよう。
1)本宿にある北野天満宮享保5年(1720)銘の手洗石が残されている。2)宮町久伊豆神社境内にある北野天満宮参詣者に撫でられて背中が光っている神牛が迎えてくれる。3)太田3丁目の明戸天満宮こじんまりと整備されており、石像一対が祠を守る。4)本町4丁目の天神社「天神小路」の名前の由来ともなった天神様、元禄5年(1692)銘の手水鉢が目に留まる。5)笹久保新田にある笹久保天満宮「いぼ天神」として信仰されたといわれ、文久9年に寺子屋の生徒が奉納した幟石(のぼりいし)がある。6)儒学者の児玉南柯が開設した岩槻藩の藩校「遷喬館」菅原道真を祀る「菅神廟」があったとされる。
他にも区内に存在する天神様をご存知の方は、らうんじ までお知らせ願いたい。
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