雨に濡れる空の下で 気品を保つ美しい花菖蒲

らうんじ【岩槻】特別編集ページtamakoti

花菖蒲は梅雨の時期でも、美しい花びらの形とまっすぐに立つ気品ある姿で、鮮やかな青紫色で咲き誇ります。
6~7月頃に咲く梅雨の時期を代表する花で、花の色がとても豊富です。
栽培の歴史は約500年と古く、江戸時代から品種改良が重ねられてきました。
アヤメ科として「アヤメ」の総称のように呼ばれることがありますが、花菖蒲とアヤメ、カキツバタは別の植物です。
原産国は日本で、アヤメ科アヤメ属に分類される多年草です。
花言葉には「うれしい知らせ」「優しさ」「伝言」「心意気」「優しい心」「優雅」「あなたを信じる」など多様にあります。
「うれしい知らせ」「伝言」について、花菖蒲は「アヤメ」という花と同じアヤメ科に属していて、アイリス(Iris)と呼ばれ、共通して同じ花言葉が付けられています。
これはギリシャ神話に登場する虹の女神イリスが由来になっていて、虹を渡って便りが届けられるということにちなんでいます。
「優しさ」「優しい心」「優雅」は、潔いほどまっすぐに立った茎の上に咲く、垂れ下がる優美で凛とした花びらの形に由来しています。
凛々しさを感じる「心意気」は、5月5日の端午の節句に飾られることに由来してつけられています。
古くから日本人に愛され続けてきた梅雨に咲く花を、信頼している人、優しい人に、贈る相手に素敵なお知らせがある時に、花言葉を添えて贈るのはいかがでしょうか。
【さかい】

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