東武野田線の清水公園駅で下りる。改札口が地下にあるのが、この沿線では珍しい。西側の駅前には、童の像と「かごめかごめ」の歌詞が刻まれた碑があった。この歌は「野田から全国に広まったといわれています」と添え書きがあった。清水公園に続く上り坂の一本道を500メートルも歩けば、右手に管理事務所がある。園内の地図入りのリーフレットが置いてある。左手にはポニー牧場。乗馬体験ができる。ヤギやウサギなどとふれあえるコーナーがある。先に進むと右手に赤い仁王門が見えてくる。慈光山金乗院(こんじょういん)の門だ。開山は室町時代。門の左右の金剛力士像が力強い。門をくぐると境内は樹木が多く自然豊かだ。参道の左手は広場になっていて中央に一本のメタセコイアの大木が立っていた。11月半ば過ぎの黄葉が見事だ。広場の向こう側は「もみじ谷」と呼ばれる所だ。紅葉の時季には美しいもみじのトンネルをくぐる感じがするだろう。園内にもみじは800本。見頃は11月下旬という。(第68回)
風信人の旅『千葉県野田市清水公園を歩く』プラス自然と親しむ公園清水公園は谷地の地形を生かした28万平方メートルの自然公園。東武アーバンパークライン(愛称)のパークの代表といえるだろう。東岩槻駅から約25分。江戸川を渡り、千葉県に入って3つ目の駅。駅からも近く大人も子供も楽しめる。公園内は無料だが、ポニー広場、フィールドアスレチック、マス釣り場、花ファンタジアなどの施設は有料。桜の名所として有名。
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