こどもの心に種をまこう「毎日 空を見上げたくなる絵本」
『あのくも なあに?』(作=富安陽子、絵=山村浩二/福音館書店)
今年は長雨が続き、晴れの日が待ち遠しかったのではないでしょうか。久しぶりに青空を見たときは、大好きな人に再開したような明るい気持ちになりました。青い空に白い雲。同じ景色は2度とない素敵なキャンバス。子供の頃に空を見上げて、「あの雲、何に見える?」と、友達とずっと話しながら歩いたことを思い出します。私達が考えたものは、綿アメ、ソフトクリーム、雪見だいふく…全て美味しそうな食べ物ばかり!きっとお腹がすいていたのでしょう。今回紹介する絵本は、「あのくもなあに?」です。空には毎日、いろんな雲が浮かんでいます。あの雲なあに? なんだろうね。うっすらと空を覆うあの雲は、カーテン!? ぽっかり浮かんだ楕円形の雲は、座布団雲!?雲の形からどんどん想像を広げていく絵本です。今日はどんな雲が出ているかな。ぜひ親子で空を見上げてみてはいかがでしょう。きっと大人が思いつかないような思いつきをお話してくれると思います。子供からまたひとつ宝物のような言葉をもらえるチャンスです。そして、自分も子供に戻った気持ちになって、雲が何に見えるか想像して、子供に伝えてみてください。朝の青空のようにさわやかで、夕焼け雲のようなやわらかい時間がみなさんにも訪れますように!【茶柱】
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