『かがくのとも かき』

らうんじ【岩槻】特別編集ページtamakoti

子どもの心に種をまこう
「秋を感じる手仕事が詰まった絵本」

『かがくのとも かき』
(矢間芳子/福音館書店)

空気が澄んで乾燥してくると夕焼けが一層きれいに感じます。
夕焼けのきれいな帰り道、おいしそうな柿の実を見かけました。
我が家の庭にも柿の木があったらなぁと思うほど私は柿が大好物です。
ところでみなさん、渋柿をそのまま食べたことはありますか? 
すべての柿が甘いわけではありません。
渋柿は舌の感覚がなくなるくらい渋いです。
そんな渋柿をおいしくする方法がわかる本を今回は紹介します。
久しぶりの科学絵本の紹介ですが、この本は、おばあちゃんが孫娘に語りかける調子で話が進んでいくので、子どもたちもすぐに話の中に引き込まれます。
渋抜きの方法は、干すだけでなく様々な方法があることを知ることができます。
子どもと一緒にこの本を読んでみて、興味をもたれた方は、ぜひ渋抜きにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
スーパーでは、なかなか渋柿を見つけることは難しいかもしれませんが、直売所などをめぐると見かけることがありますよ。
ただ皮をむいて干しただけで、本当に甘い干し柿ができたときは、とても感動しました。
なお、この本には実だけでなく葉の利用法もありますので、こちらもお楽しみに!
本を読んで想像して楽しむのもよし、実際に確かめてみるのもよし、好奇心をくすぐられるのが科学絵本のよいところですね。
【茶柱】

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