天気予報で今年の梅雨は長いと伝えている今日この頃ですが、今年も、蒸し暑い夏がやって来るのでしょうか?あ〜いやだ、いやだ。さて今日は、そんな梅雨前線を吹き飛ばすぐらいの熱い情熱を持った曲の紹介です。「降っても晴れても」(Come Rain or ComeShine)は、ハロルド・アーレン作曲、ジョニー・マーサー作詞のポピュラーソング。この曲はミュージカル『セント・ルイス・ウーマン』の中で歌われている。歌詞の内容ですが、「雨が降ろうが槍が降ろうがあなたが好きなことは変わらない」みたいな感じのラブソングなんですね〜。こんな情熱、定年退職したおじさんには、燃えカスももうありませんが。この曲を演奏しているアルバムの紹介を。『ウエス・モンゴメリー フル・ハウス』カリフルニア・バークレイ「ツボ」のライブ・レコード、演奏者は、ウエス・モンゴメリー(g)、ジョニー・グリフィン( ts)、ウイントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ( ds)、ウエスの曲「フル・ハウス」「キャリバー」「SOS」が黒人らしい、ファンキー・ジャズの今にも踊りだしたくなるような痛快なナンバーで、ブルースに根差した、彼の得意な曲でした。ここに集まった、メンバーも素晴らしく、グリフィンのテナー・サックスが畳みかけるような情熱的なフレンジングで鼓舞し、マイルス・デイビスから借りてきたリズム隊がガッチリとリズムを刻む。そしてそこに、乗るようにウエスのグルービーなギター・ソロがスイングする。この日の「ツボ」は、さぞかし沸きに、沸いたであろう。私もこんなライブに居合わせて見たかった。そんな中に一服の清涼剤としてこの曲が、演奏されたことは、ウエスにとっては、充実の年ではなかったのではないか。
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2018 人形のまち 岩槻まつり
子育て日記 「生まれてきてくれて、ありがとう〜後編〜」
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