さいたま市の中で唯一、城下町としての歴史が残る岩槻には由緒ある寺社仏閣が多い。街の中心部分にありながらもまだ行ってない気になるお寺があったので訪ねてみた。向かったのは、加倉にある「洞雲寺」。読み方は「とううんじ」で、約500年続く歴史あるお寺である。旧16号線からの入り口は分かりにくいが、横山製あん所の向かい側を入る狭い参道の先にある山門は、長い歴史の中での大火や震災などに耐えた建造物で、昭和37年に岩槻市(当時)の文化財に指定されている。本尊は「お釈迦様」で、平成17年に青森県産のヒバを使って改修された本堂に祀られている。副住職にお話を伺ったところ、地域の方たちとの交流も大切にしており、お彼岸にあたる、平成30年3月21日(水・春分の日)には3回目となる洞雲寺フェスタを開催するという。時間は10時~17時まで。11時~12時には、お墓のない方も参加できる合同供養祭も行われるそうだ。このような地域貢献もあることを初めて知った。花や野菜の販売や子供さんへのプレゼント、飲み物なども用意しているというので、この機会に訪ねてみてはいかがだろう。【編集部・奥山】
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