「夏の終わり、冬の始まりの、秋空」

らうんじ【岩槻】特別編集ページtamakoti

11月は紅葉が見頃で木々は紅に彩られて秋らしい風景が見えますね。
さて、空の方はどうでしょう。
西の空では、夏の大三角も高度が下がりどうにか見える程度。
西の空へと移動するのは秋の星座。
天高くには、秋のシンボルで有名なペガスス座が見えます。
南の空では、秋の星座がどっかりと腰を据えています。
ペガススの四辺形の南から南東にかけ、3等星から5等星の小さな星がウネウネと連なる、これがうお座です。
暗い星で探すのが大変なので逸話をギリシャ神話から紹介。
愛と美の女神アフロディーテとその子エロスが、テュホンという怪物に襲われた時に、親子で手をつないで川へ逃げ込んだ姿だとか。
北天ではカシオペア座の高度が一番高く、北東の空ではペルセウス座も高度を上げ、秋の終盤を告げます。
ペルセウス座、カシオペア座、ケフェウス座にかけて流れる秋の天の川は、最も見やすい時期です。
東の空では、冬の星座が顔を見せ始めます。
おうし座やぎょしゃ座は人目につきやすく、地平線近くからは冬の星座の代名詞のオリオン座が見え、北東の空の低い場所からはふたご座も上ってきました。
冬の星座が東天に勢ぞろいするのも間近。
勤労感謝の前身は戦前の五穀豊穣の収穫祭である新嘗祭。
神々に初穂をお供えし、天皇陛下も初穂を召し上がるお祭りだったのです。
天空の宴、大地の恵、自然との縁と繋がりに思いを馳せるのもよいかもしれません。
今月も素敵な日々になりますように。
【さかい】

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