あなたの心に届けたい言葉詩人=大野弘紀「うつろい」
流れ星は瞬いて消えて雲は漂いながら空を渡る水は止まることなく流れて花は大地と光に包まれて咲く
花は咲くもの水は流れるもの雲は漂ってそこにあるものそして流れ星は消えていってしまうもの自分だってそうずっとここにいることはできなくて
手を放して失うのが怖くてしがみついた
歩き出して行き先が分からなくて立ちすくむ
その遥か先に…宇宙の彼方の星のような
――光
――今にようやく届いた――一筋の光
光の向かう先はどこへ……
止まった足が――動き始める
詩集「始まりの場所 終わりの場所」より参照
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。
Δ
レシピを紹介 「桜咲くマシュマロ」
自転車に乗るときは ヘルメットを被ろう
トップページに戻る
移動済み情報記事一覧へ
Copyright © WEB ら・みやび 岩槻 All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。