あなたの心に届けたい言葉「余韻―もう一度始まる歌」

あなたの心に届けたい言葉
 詩人=大野弘紀
「余韻―もう一度始まる歌」

陽が落ちれば
夕暮れは
胸を締めつける

残せなかった歩みは
せめてここに

こんな足下に咲く花と
見上げた朝陽の煌めき
星と花の語らいは
こんなにも美しくて

もう一度信じようと
――握りしめて
――言葉にならない
――祈りを込めて……

蝋燭の火の明かり
小さな鼓動の勇気


この手には
それだけでいい
過ちとか
自分の至らなさとか
届かなかった歩みとか

その場所が
もう彼方の雲のように
遠いから

それでも 歩みを
どうか―止めないで
きっと星は瞬いて
風は囁いて
――届くから

この道の果てにきっと
終わってなんかない
その歩み

明日をもう一度見せて
見上げた空にもう一度
――散りばめて

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