あなたの心に届けたい言葉詩人＝大野弘紀「失ったもの」
次から次へと花びらが落ちていくまるで雨のような涙のようでどこかで見た流れ星のようで風が吹いて枝がそよいで
あなたの背中あなたの足跡あなたの言葉を思い出すと
その時を 繰り返すようで思いが重くなって募っていく
風が吹いて指し示すように花びらが舞って夜空に消えていく……
あなたの背中を追うようにあなたの足跡を辿るようにあなたの思いをなぞるとあなたの心がここにもあること
あなたの願いがこの世界にあったこと
あなたの祈りが日常に潜んでいたことを知る
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涼しいデザート 『紫陽花ゼリー』
けんこーかぞく・第42回
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