こんにちは。先月号に続き、しばらくは太田資正(すけまさ)公に関わる小さな地域旅のご案内をしていこうと思います。来年は資正公の生誕500年を迎えます。昨年より実行委員会を準備し、多くの方の力をお借りしながら進めてきました。プレイベントである2021年7月18日の学習会はおかげさまで予想をはるかに超えるお申込みがあり、抽選となってしまいました。「資正公が大好き!」という方から今回のイベント案内で初めて名前を知ったという方まで、広くつながることができるよい機会となりました。抽選に漏れてしまった方に向けて別日でのイベント開催を準備予定です。しばらくお待ちいただければと思います。学習会でも紹介される予定ですが、今回は慈恩寺です。
慈恩寺に眠る資正公の“判物”
慈恩寺といえば、玄奘三蔵法師の霊骨石塔が建立されていることで有名ですよね。また、毎年5月5日に孫悟空の恰好をした可愛い子どもたちが練り歩く玄奘祭が行われています。このお寺も資正公との関わりが深いお寺です。慈恩寺にはさいたま市指定文化財である580点もの古文書「慈恩寺文書」が残されています。その代表的な文書として資正公が天正18年に記した判物(はんぶつ)があります。内容として当時渋江氏の支配下にあった六十六坊を安堵(あんど)する(土地などの所有を保証、承認すること)というもの。慈恩寺の山門をくぐると左手に慈恩寺文書に関する案内版が設置されています。岩槻の郷土資料館でこの文書を見ることができます。資正公の花押が記された文書をご覧ください。【三楽斎の犬槻丸歴史ものがたりの会 会長・髙橋真理以】
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