「ウクライナから遠い日本にいると、当事者意識がないかもしれません。でもここポーランドでは、目の前に今にも死にそうな避難者がいるんですよ」。こう語るのは、ポーランドのセレステヌフ市で、ウクライナからの避難者を受け入れている坂本龍太朗さんです。坂本さんは2010年からポーランドに居住し、ポーランド人の奥さんと一緒にワルシャワ日本語学校を経営されています。今は行政と連携して避難者の支援をするとともに、自宅でもウクライナ人の家族を受け入れています。ポーランドでは、「発電機、寝袋、懐中電灯」が品薄になっているそうです。ポーランドに避難してきた人たちの支援だけでなく、ウクライナへ支援物資として送り出しているからなのです。ロシア軍の攻撃により家を破壊され、停電による厳しい寒さの中、発電機や寝袋で命をつないでいる人がたくさんいるのです。ポーランドにはすでに200万人以上のウクライナ人が避難し、その数は日々増え続けています。坂本さんもすべて自費で避難者の支援をしてきましたが、さらなる支援のため、日本からの寄付を募ることにしました。坂本さんからのメッセージです。「寄付の送付先としては大きな支援団体もたくさんあると思います。もし私に託していただければ、今目の前にいる人が必要なものを調達してお渡しできます。どうか日本のみなさんからのご協力をお願いします」。【さいたま市防災アドバイザー 加倉井誠】
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