ココロとカラダの薬箱「こころの相談室」『わくわく体験』その1

 今年からNPO法人親子ふれあい教育研究所(岩槻区)では、埼玉県内の「子ども食堂」を利用する小学生(主に高学年)を対象とした参加費無料の『わくわく体験』を始めました。
わくわく体験は、”子ども時代の楽しい思い出作りのために行うもので、秩父郡皆野町『Mahora 稲穂山』を会場に開催する「1日野外活動」です。

多目的ホール・遊べる美術館もあり雨天でも活動可能です。

2024年度・2025年度は、独立行政法人福祉・医療機構の助成による「モデル事業」として、2026年度からは、「一般財団法人わくわく体験基金(仮称)」として始めます。

年間500人の子どもが参加する予定です。
 第1回、6月16日(日)岩槻地区「親子でわくわく体験」には40名が参加。

当日は晴天で頂上(350メートル)からは秩父連峰が一望出来ました。

ハイキング、バンブーツリーデッキ体験、クラフトワーク、秩父音頭の体験と「わくわく体験」を満喫しました。第2回は9月29日(日)越谷地区。
第3回は11月10日(日)草加地区です。
 子ども食堂は、埼玉県内で210か所(2024年6月現在)全国では9、000か所を超えました。

これは全国の公立中学校とほぼ同数です。

因みに放課後児童クラブは、全国に20、000か所、子ども食堂の2倍です。

しかし、『食』の提供を主に「学習支援」や「多世代交流」を行う子ども食堂へのニーズは高く全国的に急増しています。
当法人でも2年前から毎月第3土曜日16時〜18時に「子ども食堂ふれあい」を法人直営の「コロッケカフェふれあい」岩槻駅から徒歩5分で始めました。 
 最後に、なぜ『わくわく体験』を実施するかについては、次号でお話しします。
【NPO親子ふれあい教育研究所代表 藤野信行】

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