ジャズと教育【「やりたい」からやめる?】

先日、岩槻駅前の支店を閉めた和菓子屋さんのご主人とお話をする機会がありました。
とても流行っているお店なのになぜ畳んでしまうのか不思議でしたので、そのことについて尋ねたところ「もっとやりたいことがある」とのお答えでした。
和菓子を更に極め、子供たちにも和菓子のよさを知ってもらえるような和菓子教室もやってみたいというお話だったのです。
物事を「やめる」理由はいろいろです。
定年のように時期が明確になっている場合、色々な事情でやめざるを得ない場合等々。
しかし、ご主人のようにもっと和菓子を極めたい、販売以外のこともやってみたいという「やりたい」が理由の場合もあるのです。
ジャズに限らずバンド活動でもこれまでと違うサウンドを目指す場合にはバンドを解散し、別のバンドを結成したりすることはよくあることです。
「やめる」というのは一見マイナスイメージですが、プラスの意味合いでやめることもあるのです。
子供たちは大人が一服している間に次から次へと活動します。
水鉄砲で遊んでいたと思ったらダンゴムシを探し始め、すぐさまたまった水でぴちゃぴちゃと遊び始めるといった具合です。
これは子供に落ち着きがないからなのでしょうか。
私は違うと思うのです。
一つ一つの行動は単発ですが、かなりの集中力をもってやっているのです。
「飽きてやめてしまう」というより次のことを「やりたい」からやめるのではないでしょうか。
私は仕事でも音楽でも「やりたい」がどんどん膨らんでいってしまいます。
しかし、なかなか「やめる」ということができません。
何とかしなければとは思うのですが、この性分は当分治りそうにありません。
【「共栄大学客員教授・岩槻Jazz 代表」今村信哉(Shinya Imamura) 】

 磯崎家宗庵の店長さん

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