ジャズと教育【こんな時代だからこそ】

先日、さいたま市の先生方が集まる研修会に講師として招かれ、話をさせていただきました。
学期中に休みを取ることが難しい先生方にとって貴重な夏休み期間。
にもかかわらず百人以上集まって熱心に耳を傾けてくれました。
そこで私は「話合い」の大切さを自分の教員経験からお伝えしました。
もめごとの解決方法は極論すれば「殴り合い」と「話合い」しかありません。
国同士であればそれは「戦争」と「外交」になります。
どちらの方法がいいのかは自明の理ですが、先行き不透明なこの時代、残念ながらあってはならない悲惨なケースが増えています。
ですから、今こそ話し合って物事を解決することの大切さを先生方にも再認識していただきたいと思ったのです。
学級会などの時間を大切にすること、そして学校生活でも話合いで物事を解決する教育を進めていただきたいとお話しました。
ジャズは言葉ではなく音楽を用いたコミュニケーションです。
その目的は紛争解決ではなく、聴いている人たち(もちろん演奏している人達も)に心地よさ、また、高揚する感覚を作り出すことです。
ですから話合いのように結果が求められている訳ではありません。
大切なのは演奏している「時間」なのです。ジャズの歴史を鑑みても、苦しい日常生活を送る黒人たちが歌い、演奏している時間だけは楽むことができていました。
ジャズも話し合いも録音や記録をしなければその痕跡は残りませんが残っても残らなくても自由に語り、演奏したいものです。
子供たち、そして大人たちも「話合い」を大切に!そして、ジャズを楽しみ♬平和な世界をつくっていくことができたらと真剣に思っています。
【「共栄大学客員教授・岩槻Jazz 代表」今村信哉(Shinya Imamura) 】

 研修会の様子(さいたま市立教育研究所)

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