このところ様々な場面で若い人達と一緒に企画・運営に携わることがあります。先日行われた「真夏の夜市」の企画会議にも加わらせていただきました。メンバーの年齢は二十代から六十代までで偶然にもほぼ均等に構成されていました。そこで、皆さんが自由にアイデアを出していくのです。若い方々の新しい発想、面白いこだわりに最高齢である私は大いに刺激を受けました。ジャズの歴史をみても今までのジャズに飽き足らず、新たな挑戦をするのは若いミュージシャンでした。ジャズが一般の人々に受け入れられ、演奏の仕事が増えていたにも関わらず、それに満足しない若手ミュージシャンが毎晩集まり、夜を徹して新たなジャズを創ってきたのです。学校では年齢毎に学ぶのが基本です。子供たち一人ひとりの違いはあるにせよ、子供たちの成長に合った内容でなければその力は身に付きません。ですから年齢で輪切りにした「学年」によって学習内容は決められています。確かに国語や算数等はそのような方法が効率的ですが、学校で培える力はまだまだあります。クラブや委員会、そして行事等で違う学年の子供たちと活動し、リーダーシップやフォロワーシップを学べる場があるのです。社会では同じ年齢で仕事をすることはほとんどありません。業種にもよりますが、上司と部下がいる縦の関係で仕事をすることの方が多いでしょう。学校でもこのような縦割り活動で後輩は憧れの先輩から学び、先輩は後輩のことを考えて活動を進めていくのです。私にも憧れの先輩はいます。その先輩に一歩でも近づくように、これからも若者たちと一緒活動し、少しでも岩槻のお役に立ちたいと思っています。【「共栄大学客員教授・岩槻Jazz 代表」今村信哉(Shinya Imamura) 】
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