“世界標準”を目指す特撮の進化

日本の三大特撮ヒーローといえば、「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」。
これらのシリーズは国内で50年以上愛され続けてきたロングラン作品です。

そして今、次なるステージとして目指しているのは世界です。

2025年に予定されている新作『仮面ライダーゼッツ』は、海外同時展開が決定されており、アジア各国やアメリカで同時期に放送・配信されることが発表されています。

これまで「スーパー戦隊」がアメリカで『パワーレンジャー』としてローカライズされたり、『仮面ライダー龍騎』が『DRAGON KNIGHT』としてリメイクされたことはありましたが、世界と同時に届けるのは仮面ライダーシリーズでは今までなかった動きです。

一方で『ウルトラマン』は海外人気がとても高く中国をはじめとしたアジア圏など様々な地域で親しまれています。
昨年放送されていた『ウルトラマンアーク』では、一足早く現地語吹き替え版の同時期放送・配信が開始されていました。
YouTubeウルトラマン公式チャンネルでは日本語も含めて14ヶ国語で視聴できるようになっていることも後押しとなっているのではないでしょうか?

さらに『ゴジラ-1.0』がアカデミー賞を受賞するなど、日本の特撮は今、世界の舞台で確実に存在感を強めています。

特撮はもはや“日本だけで楽しむ文化”ではありません。

日本の文化として、世界に自信を持って発信していくことのできるコンテンツとして、特撮は進化を続けているのです。

(うえぽん)

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