3月1日にさいたま岩槻キャンパスの体育館で、岩槻区内福祉作業所の利用者と職員が集まり、合同防災訓練が実施されました。
福祉作業所では訓練を実施しようとしても適度な大きさの場所がないため、目白大学の私に相談がありました。
そこで防災看護の授業を実施している看護学科の藤木眞由美准教授にも協力を依頼し、今回の合同防災訓練を実施することになりました。
当日は区内の福祉作業所から職員と利用者が多数参加しました。
目白大学からは教員2名とボランティア学生13名が参加しました。
今回の活動内容は①さいたま市防災アプリの説明 ②防災ゲーム25 ③簡易マスク作成 ④簡易トイレ作成 ⑤簡易ベッド体験です。
グループに分かれて活動する中に学生も一緒に参加して利用者さんのサポートを学びました。
簡易マスクの作成では出来上がったマスクのサイズが小さく「子ども用だね~」と笑い合う場面も。
そして「作ってみないともっと大きいサイズが必要ってことも分からなかった」という感想も挙げられていました。
段ボールを使った簡易トイレ作りでは「新聞紙の補強をしただけでこんなに丈夫になるとは思わなかった」など驚きの声が挙げられていました。
実際に災害が起きた時に避難所には多くの人が集まります。
福祉作業所の利用者にとっては訓練をしておくことで落ち着いて行動することができます。
学生にとっては実習以外でさまざまな方との接し方を学ぶ良い機会となりました。
今後も継続して活動していきたいと思います。
【目白大学保健医療学部言語聴覚学科准教授・櫻井健太】
価格:6999円 |
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