私事ですが、4月より大学を卒業して、今は公共に関わる仕事をしています。様々な地域に訪れる機会があり、地域の資源を上手く活用している地域も多く知ることができました。そこから、改めて埼玉や岩槻で活かせる地域の資源は、何があるかと考えてみました。みなさんは、「埼玉」、「岩槻」と聞くと何を思い浮かべますか。岩槻で真っ先に思い浮かぶのは人形や歴史、文化ではないでしょうか。それ以外にも地形的な特徴でもっと活用されても良いのではと思う資源があると私は思っています。それは、「河川」です。埼玉県と言えば「海なし県」と言われていますが、その代わりに河川がたくさん通っています。岩槻には「元荒川」、さいたま市全域でみると、「荒川」が通っていて、全ての河川の本数を数えると6128本も存在します。このようにさいたま市に住む私たちにとっては、河川は身近な存在で大きな資源となっています。そのため、今回は河川を活用した「かわまちづくり」を紹介します。
かわまちづくりとは
「かわまちづくり」とは国土交通省が実施している支援制度です。本来、河川の役割は水害対策を防ぐための治水機能や農業用水や都市用水のための利水機能が挙げられます。しかし、それだけでなく河川が存在することで心地の良い空間が形成されて、人々が繋がるきっかけにもなります。この支援制度では、河川区域でオープンカフェ等の利活用の促進による賑わい(ソフト面)や親水護岸(ハード面)といった水辺と触れ合い楽しめる空間づくりを支援しています。
さて、今回は、河川を活用した「かわまちづくり」を紹介しました。「かわまちづくり」に限らず、色んな地域の資源を基にアイデアを出し合ってどんな地域にしていきたいのかということを気軽に話し合える場があると岩槻の活性化につながるのではないかと思いました。
「R3年かわまち大賞:閖上地区かわまちづくり(宮城県名取市)」(引用:国土交通省HPより)
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