子ども奮闘記 「関係を作る、という本質」

学童で働いていた私が子供との関りを綴る日々の記録です。

ボランティアをしていた時のことです。
ある子と遊んでいると別の子が遊ぼうと声をかけてきました。
当時私は大学生。学校で福祉を学問的に勉強し、ボランティアや学童で児童と関わり、学びの意欲に溢れていました。
「今関わってる子がいるから」と断ると、「そんなんで勉強になるの?」と言われてしまいます。
私は「なるよ」と言い返し、「新しいボランティアの人もくるらしいよ」と話をそらしたんですが、「もういいよ」と別の子は離れていってしまいました。
さて、私は何を勉強ようとしていたのでしょう。(関わり方? 児童の背景? 言葉選び?)
関わらなければ分からないことはありますが、関係作りこそが大事で、結果、学べるものがあるかもしれないのだろうと、今から振り返ると思います。児童を前にして「あなたたちとは勉強のために関わりに来ました」というのは、関係作りにおいて不自然だと思うのです。
学ぶ意欲は大事だと思います。
それは間違いないのですが、もっと手前にある、根本的な部分が置き去りだったかもしれません。
私は今でも子供は好きです。
一緒にいて、楽しいと感じる。
お互いが納得できるようにコミュニケーションをとる。
「どのように時間を過ごすかを一緒に作っていく」プロセスが「ボランティアだから関わらなければ」という義務感に追いやられていたのだと思うのです。

(ともくん)

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