一月十八日(土)に岩槻商業高校 課題研究「岩商まちづくり協力隊」の生徒が部活商店と連携してゴミ拾いイベントを企画した。
彼らは四月からまちのちょっといい未来を探求してきた。
「岩槻にはなにもない」と生徒や地元の人からも聞こえてくる。
本当に岩槻には何もないのか。
ほんの少しの工夫で魅力を創ったり、いまあるものを活かせないか。
様々なプロジェクトが生まれた一つが彼らの「ゴミ拾いで健康」プロジェクトだ。
ある生徒が通学途中にゴミが落ちていることに気づく。
これをどうにかできないか。
まちづくりの事例を調べ、CCC(クリーンアップ・コーヒー・クラブ)の取り組みを知る。豊島区から全国に広がるイベントで内容はシンプル。
ゴミを拾って、コーヒーを飲んで帰るだけ。
それが「つながる場」となり、地域コミュニティが生まれるしかけになる。
まちの様々な人とゴミを拾いながら会話を楽しみ、コーヒーを飲んでホッとする空間でさらに交流が生まれる。
彼らはCCCを毎月開催している、春日部市武里と岩槻に参加し、その場の雰囲気を感じ、まちの人と交流し、その可能性を肌で感じてきた。
今回は岩槻で毎月開催している部活商店とコラボさせていただいた。
交流を深めるために、ゴミ拾い後にゲームをしてはどうか?と企画し、大人も真剣に楽しむ風景が見られた。
生徒からは「自分の住んでる地域の掃除をすることで今まで知らなかった場所や地域の人たちとの関わりができて、新しい発見をすることができた。
卒業しても参加したい」と感想が寄せられた。
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