
猿の三番叟
岩槻郷土資料館では、毎年、岩槻で行われる「まちかど雛めぐり」に合わせ、人形をテーマにした企画展を行っています。
市立博物館などで収蔵している資料から令和三年度は「土笛・土鈴」四年度は「張り子」、五年度は「土人形」、昨年度は「だるま」を取り上げて展示しました。
今年度は、動物の人形などを取り上げ、「動物をあらわした人形たち」として展示を行っています。
郷土玩具は、紙、木、粘土といった素材が使われ、その土地の生活、風土、歴史、信仰などと結びつきながら様々なものが作られてきました。
動物は、牛馬のように農業を行う上で欠かせないもの、また人々の健康・魔除けなど願うもの、さらに十二支のように生活の中に入り込み身近に感じられるものとして、様々な郷土玩具の題材として各地で作られてきました。
今回の展示の中からいくつかを紹介しましょう。

名古屋張り子「犬」
[ 江戸張り子「猿の三番叟」]江戸で作られていた張り子で、山王信仰と結びついたものといわれています。
厄除けや火伏せを願うものとされています。
[ 名古屋張り子「犬」]明治の初めから中ごろにかけて愛知県の名古屋で作られた張り子。
お宮参りの際、子どもの無病息災、無事成長を願ったものといわれています。

笹野の一刀彫「にわとり」
[ 笹野の一刀彫「にわとり」]小刀で木を削り、鷹や十二支などを作るものです。
山形県米沢市で作られ、上杉鷹山が冬の副業として奨励したことによって広まったといわれています。
昭和四四年の年賀切手のデザインとなりました。
[木地玩具「八幡馬」]

木地玩具「八幡馬」
岩手県八戸市周辺の南部地区で古くから作られている郷土玩具。
櫛引八幡宮で売られていることからこの名前があります。
平成二年の年賀切手のデザインとなりました。
展示は三月二二日(日)まで開催していますので、資料館におこしただき、ご覧ください。(月曜日休館)
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