岩槻駅舎改修事業が完成 3月29日に竣工式開催

昨年、平成28年5月に東西自由通路開通が行われ、西口からの乗降やエレベーターの使用が可能になったが、工事全体の完成までには至っていなかった。
東口の残っていた片側階段やエレベーター部分や駅前広場の工事終了で、平成21年の基本構想から8年ほど経て岩槻駅舎改修工事が完成した事になる。
竣工式は3月29日14時から岩槻駅東口コミュニテイセンター3階で執り行われ、清水勇人さいたま市長をはじめ、市議会議長、区選出の県議会議員、市会議員、東武鉄道や工事関係者の参列のもと、駅前ロータリー整備に関して樹木や景石を寄贈した団体への感謝状の授与も行われた。
駅舎改修事業に伴っての西口開設にあたり、岩槻の今後の観光まちづくり観点から市民より要望の声が上がっていた東西乗降口の岩槻らしい略称設置に関しては、今後の課題として検討が望まれる。
また東西自由通路に開設された観光案内所は、さいたま市全体の観光案内というよりは岩槻の魅力を来訪者に丁寧に伝えて情報発信する拠点として期待したい。

施設概要
 東西自由通路 (延長約45m 幅員約9m)
 ・エレベーター  2基(11人乗)
 ・エスカレーター 3基(東側2基、西側1基)
 ・公衆トイレ (みんなのトイレ併設)1箇所
 ・観光案内所
 ・交番 (東側)

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