日本では初等で、文字の読み方と書き方を学びます。
風の利用者さんで、文字が読めない人は居ません。
日本国は、地域差はあるものの、識字率は高いです。
文字が読めるということは、普通?
実は、文字が読めないという人も、数は少ないですが、居ます。
けがや病気で、脳の言葉をつかさどる部分が一部損なわれ、読めなくなる..。
生まれつき、文字を読むということが覚えられない学習障害とよばれる状態の人も..。数が少ないので、知らない人も多いと思いますが、これらは、本人の努力でなんとかなるものではありません。
初等教育で教えられる文字。小学生の頃を思い出してみてください。
一生懸命努力をしても、どうしても覚えられない人、クラスに一人くらいは居たのではないでしょうか。
普通にやっていればできることができないということは、努力が足らないか、能力が低いからだと、教師や親などの大人たちの多くが思っていたのでは?
もしかすると本人も。
トム・クルーズやスピルバーグ監督は大きな仕事を成していますが、文字は読めないそうです。
トム・クルーズは、台本を音読してもらって聞いて覚えるのだとか。
文字が読めないこと=努力や知力の不足ではないという例です。
千差万別、十人十色という言葉を、真実であると知っていながら、多くの人が、自分もしくは自分の身近に居る人を基準に普通というイメージを持っています。
英語が読めないことは、普通だけれども、日本語を話せても読めないのは、日本人としては普通でない?
日本の文化は、同調圧力が強いと言われます。
普通でないと、居心地悪く感じてしまう。
多様性、そんな人も居るよねと思ってくれる人が増えたら、岩槻はもっと住みやすい地域になることでしょう。
【愛風・久毛】
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