さいたま市に合併前の岩槻市では、市街地の生活道路幅員の整備基準が6mとなっていたようで、家を建てる場合には既存道路の中心から3m後退したラインが道路と敷地の境界線になっていました。しかし、さいたま市に合併した時点で、将来のまちづくりを考えて長年進めてきた岩槻の整備基準を捨て、都市部が多く道路も狭い旧3市が進めた整備基準に合わせてしまった為に、それ以降に建物を立てる場合には道路幅員が4mでよい事になりました。旧岩槻市の基準で行政に協力した市民の違和感や不満が今後の街づくりに影響しないか心配になります。合併の際の条件があったとしても妥協せず、岩槻市が50年、100年先のまちづくりを見据えて進めていた道路の整備基準は、岩槻区になっても独自の基準として守らせるべきではなかったかと思います。合併後10年を経過して4m道路の部分が増えてきますが、6mで後退している部分をどのような形で活用する事が地域住民やまちの為になるのか等、市民が話し合っておく必要があるよう に思います。
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岩槻郷土資料館だより
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