今回は、訪問介護の中でも重要な安否確認をとりあげてみます。
お釈迦様もおっしゃったように、生老病死は万民に訪れることです。
訪問介護は、条件が許す限り住み慣れた自宅で生活したいと願う人の支援ですから、働き盛りの現役世代の人たちを相手にする仕事より気にしなければならないことがあります。
生活者である利用者様の心身や環境の状態把握です。
介護を要している人の理由は様々で、何に気を付けるべきかは異なるのですが、何かしらあるわけです。
進行する持病、大病の後で再発するリスク、老々介護であったので介護者が倒れるなどの環境の変化、などなど。
核家族化や少子化が進み、家族だけで介護をするのは限界だから公的に支えようと介護保険制度ができました。
家族でまかなえない部分を担います。
時に、我々が一番頻度多くご本人と接する、というケースも。
いつもと違い動きが硬い、身体が冷たい、表情が硬い、食べる量が少ない、おしっこが出ていない、脚がむくんでいるなどの悪化の兆候は生活の些細な変化に現れます。
おそらくご本人には気づくことができないささいなことです。
独居で、身体こそ不自由があるものの、生活すべてを自分できりもりなさっていた方の、言動があれ?と思うことが増えてきた。
それが実は、認知症のはじまりだったということもあります。
また、訪問した時に、トイレ等で転倒して動けなくなっているのを発見するということもあります。
孤独死という言葉がニュースで流れますが、社会の横のつながりが希薄になった現代、自分では出ていけなくなった方の家に、定期的に訪問する人が居るということは重要だと思います。
介護保険では、話し相手をするだけでは値段がつかないのですが、利用者様の中には、掃除なんかしなくていいからここに座って話をしようと誘ってくださる方もいらっしゃるくらいです。
オレオレ詐欺が蔓延するのは、寂しさが多くの人の胸にあるからではないでしょうか。
人は単独では生きていけない社会的動物です。
もっとお話をすること、接することの意義を重く受け止めてほしいなと思うのですが、皆様はどう思われますか?
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