色の世界 「菜の花色」

「菜の花色」

ようやく厳しく長い寒い冬が過ぎ、温かみを感じることが増えてきました。
春の訪れを喜ぶ一方で花粉が猛威を振るっています。
三寒四温ともいいますし、寒暖差から体調を崩しやすい時期です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
 さて、今回は菜の花色を紹介します。
菜の花畑の色であり、花と葉が混ざって見られる緑がかった黄色のことを言います。
例えて言うならばアブラナの花のような明るい緑みの黄色といったところでしょうか。
菜の花は日本では平安時代以前から栽培され、古くから馴染みはあったものの、菜種から抽出した菜種油は古くから食用や灯火用に用いられ、人々は身近なその油の緑の勝ったくすんだ黄色を菜種色と呼んでいました。
江戸時代には灯油を採るため各地に菜の花畑が広がっていたといいます。
親しまれたこの頃に花の色に改められ、菜の花色となりました。
菜の花の花言葉は、「黄色く明るい色」と「春を告げる姿」に由来する「快活」「明るさ」「小さな幸せ」「元気いっぱい」「豊かさ」「財産」など、ポジティブな意味が多数あります。
厳しい冬の後に咲き誇る様子から、希望を感じさせる贈り物として人気です。
黄色の元気なイメージはここからきているのかもしれませんね。
今や春はすっかり短くなってしまいました。
このささやかな季節を菜の花色をコーデに取り入れて、明るく過ごしてみるのはいかがでしょうか。

(金色野原)

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