美園地区に住む渋谷繁男さん(74歳)の自宅には、南国のフルーツが実っている。道行く人たちの中には、珍しい光景についつい足を止める人もいるという。たくさんのフルーツが生い茂るが、なかでも目立つのは青パパイヤ。食べごろの実を付けて、スクスクと生長している。市場に出回っているのは沖縄県産が主流だが「この地域では冬枯れしてしまい、年に一度しか収穫できません」と渋谷さんは解説する。青パパイヤは酵素によって肉をやわらかくする働きもあり、炒めものやサラダにも使われる食物。渋谷さん宅では、日本の四季で一番早く収穫できるといわれるわらびりんごやパイナップルもたわわに実り、一家そろって食しているそうだ。他にも、コーヒーやアセロラも育てているが、気温が10度を下回る冬の期間にはなじみの植物園の温室に預けているという渋谷さん。「かつては園芸業で忙しく働いていましたが、今では趣味程度。珍しい植物を育てるのが楽しみです」と語っていた。奥さんと二人三脚でこれからも、植物の育成に精を出していきたいという。【増田啓子】
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