2020年3月14日から5月17日まで「さいたま国際芸術祭」が行われる。前回、2016年に行われた「さいたまトリエンナーレ2016」から名称を変え、第2回目として行われる。2016年からサポーターとして関わっている私としては、待ちに待った2回目の芸術祭だ。前回の「さいたまトリエンナーレ2016」で一番印象に残っているのは、ダンカン&サラという2人組のアーティストの作品だった。2人組のペアになって大宮駅前の街中をヘッドホンを着けてその指示に従いながら30分ほど歩き回るというもの。通勤通学でなにげなく歩いている大宮駅の街並みが、ヘッドホンから流れてくる音楽とナレーションによってまったく別の空間にいるような感覚になった。それはまるで、映画のワンシーンの中に自分がいるような気分だった。特に大宮駅東口のコンコースへ繋がる階段を遠くから眺める場面が印象に残っている。階段の部分を「何か得体の知れないものの口に人が飲み込まれていく」というナレーションを聴きながら眺めていると、ぜんぜん違う景色に見えてきたのだ。前回の「さいたまトリエンナーレ2016」のメイン会場は岩槻だったが、今回は大宮。使われなくなった旧大宮図書館や旧大宮区役所がアートによってどんな変貌を遂げるか、私も楽しみだ。そして私も、この2016年からの岩槻で行ってきた活動を1月24日に19時からの2時間、旧大宮図書館で話すことになった。こちらもぜひ注目してほしい。【うえぽん】
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