みなさんは、小学校から大学まで続く教育の目的は何だとお考えですか? 学歴社会の中で少しでも良い学校に進学するため? 良い学校への進学が安定した就職につながるから?私は違うと思っています。教育とはテストでよい点数をとるためのハウツーではありません。教育とは今後起こりうる未知の問題に対応できるよう、また、未来が今より住みやすい社会になるよう、先人たちの過去の知恵や工夫を学ぶことだと私は考えています。これから起こる未知の問題は、どれも教科書に解決方法が書いていません。その未知の問題に挑むために解決方法の材料を得ること、そして未知の問題に取り組む勇気を育むことが教育の目的だと私は考えています。目白大学で学生の地域活動に力を入れているのは、学生が今後起こりうる様々な課題に勇気をもって立ち向かえる心を育みたいからです。狭いコミュニティで生きている学生にとって、地域活動は未知のチャレンジで溢れており、強い心を育むために絶好の環境だと考えています。新型コロナウイルス感染症はまさに未知の問題との遭遇です。さまざまなものが買い占められたスーパーを、子どもたちはどのような眼差しでみているのでしょうか。今の自分達の行動が、数十年後の子供たちの行動に大きな影響を与えます。これからの子供たちが夢をもって次の時代を生きていけるよう。私たち大人の「教育の成果」をみせてあげましょう。【目白大学・佐藤彰紘】
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