コラム 岩槻のひとに聞いてみた① (水野時枝さん)

-創業150年の書店がコミュニティカフェを作った理由-
「岩槻のひとに聞いてみた」は、岩槻でまちづくりや地域活動を頑張っている人にインタビューをするコーナーです。
今回は「スマホなんでも相談会」の会場となったのは水野書店&Cafe mao-maoになりました。水野書店は、創業150年目を迎える岩槻区の老舗書店です。そして3年半前に店内の半分を改装して飲食スペースであるCafe mao-maoをオープンしました。今回は水野書店の水野時枝さんにお話を伺いました。
――150年前の創業当時の様子は?
水野:最初の先祖は江戸の初めに三河の国からお殿様について岩槻城にやってきました。屋号は三河屋。明治に入って始まった教科書を納入するという仕事が今まで続いています。
――どのような想いで本屋さんの経営を?

水野:会社としては息子で6代目です。明治以降地域の子どもたちの成長を一緒に見守ってきて、その子供たちももう大きくなっておじいちゃんおばあちゃんになっています。長い間にみなさんとのお付き合いをさせてもらったのはとても幸せなことです。
――カフェスペースを作った想いは?

水野:ネット社会でスマートフォンと切っても切れない社会になりました。当然本や雑誌など紙が売れなくなってきており、なんとかしなくてはいけない、お店にみなさんが来てもらうためにはどうしたらいいかということを10年前から考えていました。岩槻は高齢の方が多く、そういう人たちが集える場所、そして子育て中のお母さんお父さんが絵本を通じて楽しめる場所にできればと思い、カフェスペースを始めました。
――実際にやってみて感じたことは?
大変ですね。書店の場合は仕入れた本を並べ、注文の本を届けたり、お客さんと会話しながら販売しますが、食べ物を扱うとなるとかなり時間を使います。たくさんのスタッフなしではできない仕事です。
――本屋さんと違った喜びもあるのでは?
一番大事なのは人と人が出会ってコミュニケーションをとることです。みなさんとお話すると、教えていただくこともたくさんあります。
――たくさんイベントもやられていますよね?
みなさんが新しい情報を持ってきてくれます。若い人たちが頑張っているので、応援したいという気持ちが強くあります。
――今後の目標は?
次の世代にどうつなげていくということ、そしてみなさんが使いやすいように発展して、誰もが楽しめる場所になってほしいと考えています。

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