誰でも長い人生の中で多大な影響を受けた人がいると思います。
自身の生き方に最も影響を与えた人を5人選ぶとしたら……。
前回2人をご紹介しました。
今回は続きの3人です。
3人目はH工業社のW社長(故人)です。3
0代の頃お会いして彼の生き方に感銘を受けました。
今はしがない印刷屋の親父だが印刷屋は仮の姿。
私はエンジニアである。
必ず一旗揚げると言われた。
H工業は印刷だけではなく製版カメラを開発していた。
或る日、面白いものを見せたいと連絡を頂いた。
大型の水筒のような形の物である。
彼は5年以内に日本全国がこれを使う様になると断言した。
それは、バーコードを読むカメラでした。
その頃モノクロからカラーへの転換期で、主流はカラー印刷です。
H工業は逆流するようにモノクロ印刷一辺倒です。
モノクロでも最先端の高速印刷機を多数導入していた。
何よりもバーコードを読み取る製版カメラを自社開発していた。
大企業の下請けで終わるか否か。
一歩先を歩くには情報収集と技術開発が肝要と言う彼の言葉にしびれました。
今から40年前の話です。
雨漏りが心配な古い工場が、数年後には立派なビルに変身していました。
彼には次のようなことも教えて頂いた。
ペットボトルを前にして、正面から上から下から見ると見え方が変わる。
漠然と見ていたのでは進歩がない。
上司から絶えず言われていた「答えは一つではない」の教えにも繋がります。
手前味噌ですが、後日、日本で最初の手話の歌の本「手話で歌おう」を出版しましたが、彼らの教えを忠実に実践した結果とも言えます。
4人目は、ダスキン2代目社長のK氏です。
名刺交換の際に私の名刺に何か書いている。
訳を聞くと藤野さんにお会いする機会が今後あるか否かは分かりませんが、今日お会いした用件を書いていますと言われた。
これには後日談があります。
お会いした2年後に別件でA部長を訪ねた。
その際に受付で3年以内に社長にお会いしたかを聞かれた。
この続きは次回とします。
【認定NPO法人親子ふれあい教育研究所 代表理事 藤野信行】
コメント
この記事へのトラックバックはありません。











この記事へのコメントはありません。