30周年を迎えた「玄奘祭」。岩槻区慈恩寺にある坂東12番札所慈恩寺の主催により毎年5月5日に行っている、玄奘三蔵にちなむ催事だ。慈恩寺から約800メートル離れた玄奘塔まで、公募された孫悟空の衣装を着けた子供や白の浄衣を身に着けた大人たちのお練りがおこなわれた。玄奘塔では、「大般若経転読会」や「散銭散餅」がおこなわれた。30周年を記念した「紫燈大護摩」、「火渡りの儀」の修法がおこなわれ、一般の方の火渡りも行われた。親子連れが多く訪れた慈恩寺観音からの沿道では、山伏やお坊さん、大人の猪八戒と沙悟浄の後に孫悟空に扮したかわいい子供たちが玄奘三蔵が乗った白馬の人形を引き、玄奘三蔵塔に向かい、現地ではお菓子や餅などが投げられそれを楽しみにしている家族の楽しい風景が見られ。また、熱さに耐える火渡りにも長蛇の列ができ、炎天下にも関わらず参加者の多くが果敢にも挑戦。良い天気にも恵まれ、貴重な体験をした家族全員が笑顔で楽しんでいた。【編集部・小澤】
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