音楽に出会った 『おんがくとわたし』

らうんじ【岩槻】特別編集ページtamakoti

小さい頃から音楽に親しみ、音響などの仕事やさいたまトリエンナーレ2016などのアートプロジェクトをきっかけに色々な音楽に出会った私が、そこでの発見を綴ります。

何を音楽と捉えるか。それによって音楽の幅っていうのは広がってくる。
音楽って別に演奏するだけが音楽じゃない。
雨音が演奏に聞こえたり、夏と冬の車のエンジン音の違いに耳を傾けたり。
平均律はもともと数学から生まれてるし、民俗音楽は文化やその生活環境によって色々な形に姿を変える。
伝統芸能で伝わってる音楽の歴史をたどってみたり、音楽で宗教の考え方を学んだり。
映画音楽はまた違うし、効果音も音楽の一つ。
スピーカーの音だって位置が変われば聞こえ方が違う。
ヘルツによって同じ音でも印象が変わる。
心地よい音とそうでない音の違い。
どの音が人にどんな感情を与えるのか、それは国や文化によって違うのか。
全く別の物事から音楽のヒントを学ぶこともあるし、音楽でその人の人生を知る。
環境音や騒音だって身近な音楽の一つ。
音楽は深めれば深めるほど、知れば知るほど、いろんな形に変化する。
だから私は音楽をやめられない。
【うえぽん】

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