カテゴリー:短歌
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小四の 孫にラインを 教わって
「分かった」と聞かれ 「はい先生」と
石井 厚子
耳奥に ふと蘇る 短歌の師の
朗々とした 吟詠の声
内池 リヱ
ぜんまいの 柱時計の 時報の音…
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しきなみ短歌7月例会の高点歌(4首)
アルプスと れんげ田続く 安曇野は
我の故郷 原風景なり 荒井とみ子
幼な子が ママとふたりで 摘んでいる
五月の原の 白詰草を …
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しきなみ短歌5月例会の高点歌(四首)
心平らに 静かにひとひ 過ごしけり
おりおり強き 風吹く里に
横山 肇
何げなく 便利そうな スマホでも
老いた我には 至難な代物
関根イツ子
大家族に 育ちしは夢か…
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しきなみ短歌4月例会の高点歌(四首)
亡き母の 荷物を取りに 施設へと
朱色の湯呑が 目に留まるなり
石井厚子
過ぎゆきの 面輪ゆらりと 浮かび来る
半ばうつつの 暁の夢
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しきなみ短歌3月例会の高点歌(四首)
胃カメラに えずく吾の肩 トントントン
ナースの柔き手に 少し安らぐ
金澤良久
ゆったりと 時の流れる 異空間
背すじ伸ばして 観る「歌会始の儀」
田畑成子
ろう梅…
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しきなみ短歌2月例会の高得点(四首)
病み上がりに 力付けんと 天ざるの
海老をいっぽん追加でたのむ
佐川慶子
病み上がりに 力付けんと 天ざるの
海老をいっぽん追加でたのむ
佐川慶子
花数の 少ない初…
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しきなみ短歌 1月例会の高点歌(四首)
新しき ヒノキのマナイタ 手に取れば
嬉しそげなる 母の面顕つ
横山 肇
「さあ徐々に不要な物を捨てましょう」
今日は優しい 娘の作戦
舞草信子
野菜の名 忘れな…
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東市よ 早くスッキリ 出来ぬのか
盛田桂治
ゆうべ来て 夜中に帰る ヤモリたち
原 余白
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小四の 孫にラインを 教わって
「分かった」と聞かれ 「はい先生」と
石井 厚子
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藤川公成氏がシベリア抑留の様子を『いろは加留多』として、昭和55年1月に記した、新旧2本を同じ頭文…