川越市とふじみ野市の水害に学ぶ 避難のタイミングどう見きわめる?

破壊された川塀

平成29年10月22日(日)からの大雨で、隣接する川越市とふじみ野市で大規模な水害があったことをご存じですか?
両市で800軒以上が浸水したにもかかわらず、総選挙の真っ最中だったためかほとんど報道されませんでした。川越市の浸水被害は532軒(床上236軒、床下296軒)、ふじみ野市の浸水被害は285軒(床上196軒、床下89軒)でした。
ふじみ市では22日14時30分に避難所を開設。18時30分には「避難準備・高齢者等避難開始情報」を発令し、防災行政無線を放送。23日3時には消防団長へ出動要請。8時30分には国土交通省に大型排水ポンプの稼働要請がされました。
一方、被害の大きかった隣接の川越市では、なぜか避難をよびかける情報はいっさい流れませんでした。最大2mほどの浸水となり、自動車や家財道具などが水没し大変な被害となった惨状が市長に伝わらず、「24日の夕方に自宅でネットのニュースを見て知った。」と市長が公言してしまい大問題となりました。
後日開かれた説明会では、後手後手に回った市役所の対応に対して、「これは人災だ!」と市民の怒りが爆発しました。
大雨の中、夜間に避難するのは大変危険です。あなたは正しい避難のタイミングを決断することができるでしょうか?
【さいたま市防災アドバイザー・加倉井誠】

水害でボートで非難
川越市寺尾地区・岡本信一郎さん撮影
水没した公衆電話
水没した公衆電話。 使用可能ではあった
床上浸水した公民館
床上浸水した公民館。80枚の畳と 電気製品はすべて廃棄

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