挑戦者 鈴木雄大-23 チリ・パタゴニア遠征(1)

いつも連載読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、先月から少し話の内容が変わるのですが、今まさに来ている地球の裏側、チリ・パタゴニア遠征のお話をさせてください。

2/15くらいから、アルゼンチンの国境をバスで超え、チリに入国しています。プエルトナタレスという、南極にほど近い街で登山準備を終え、昨夜(2/19)にベースキャンプに入りました。
世界一風が強い大地と言われるパタゴニア、早速、一晩目にしてテントの壁が1メートルに渡って切り裂かれてしまいました…。

ヒマラヤと違って、好き放題にポーターを雇えないので、総計240キロ程度の荷物を自分達で運びます。(ポーターは3人だけ雇えたので、うち60キロは運んでもらえました。)
こんな大荷物で何をするかというと、これから、パタゴニアの秘境に聳える高低差1000m近いビッグウォールに新しいクライミングルートを開拓するのです。
20日間、ベースキャンプに篭りつつ、タイミングをみて、壁に取り付きます。

ポーターレッジという、壁の中に吊り下げるテント道具もあるので、これほどの重量になってしまいました。
今日は2回目の荷上げのため、ベースから降りで5時間ほどの船着場に降りてきています。
ここにはWi-Fiがあり、なんとか原稿を送ることができました。
次号以降、ビッグウォール開拓の様子をご報告できればと思います。
すでに目的の岩峰は見えており、重労働の中ですが、とても楽しみな気持ちを抑えきれません。(つづく)
 ※QRコードからこれまでの活動記録が見られます。

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