7月28日の夕方に発生した熊本地震。
開設された避難所の多くはエアコンがなく、断水でトイレも使えないというありさまでした。
「これなら自分の車の中にいたほうがましだ」と、多くの人が車中泊を選びました。
避難所となった学校の校庭ではなく、ショッピングセンターの駐車場などで車中泊する人も多く、行政も車中泊者の数を把握するのが困難で、ガソリンの不足も深刻でした。
八代市の総合体育館には全国から送られてきた支援物資であふれていま

したが、そこから先の被災者までのラストワンマイルがつながりませんでした。
特に断水の影響が大きかったのが介護施設で、入居者の入浴ができずおしりふきやオムツがすぐになくなりましたが、物流が止まり調達できませんでした。
私は総合体育館から水、オムツ、賞味期限が迫る大量のパンなどの物資を受け取り、地元の若者たちと一緒に届けました。
八代市では全国の市町村からかけつけたあらゆる車両が走り回っていました。
さいたま市からも小さな給水車が出動し、「あの小さなトラックで埼玉から来るのは大変だったろう」と話題になっていました。
八代市には小さなトラックでないと回れない山道も多いので大活躍していました。
八代市のみなさんからリクエストされた物資は下記の通りです。

1.水:タンク(500Lなどの大きなものと、18Lの小さなもの)と、水そのもの。
2.食品:レトルト食品とパックごはん(断水で調理ができないため)
3.紙皿、箸、スプーン(断水で洗えないため)
4.衛生用品:オムツ(大人用と子ども用)、おしりふき(大人用とアルコールなしの子ども用)、生理用品
5.携帯トイレ:断水でトイレが流せないため
熊本県を訪問した高市総理は、予定になかった物資倉庫を見学したいと希望され、オムツや生理用品などが届いているかを自分の目で確認されました。
首都直下地震などが起きると道路が分断されるため、物資そのものがさいたま市に届きません。
みなさんは何を備蓄していますか?
【さいたま市防災アドバイザー 加倉井誠】
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