福祉事業所向け合同防災訓練 (目白大学主催)

寒さの残る3月11日、目白大学岩槻キャンパスにおいて岩槻区内の福祉事業所に向けた合同防災訓練が開催された。
今年で3回目を迎えるこの企画は目白大学の主催で毎年様々な体験を提供している。
今年は岩槻区内から8法人の事業所、約50名が参加した。
開会後、身近な日用品などで手作り防災グッズを製作する体験教室を開始。
8つのグループに分かれ、紙とアルミホイルを用いて器とスプーンの制作を行った。
それらを用いて、非常食として長期保存が可能なアルファ米を試食。
参加した福祉事業所の利用者は「お湯を注ぐだけで簡単に美味しいご飯が食べられるのは、いざという時にとても助かる」「何かあった時に手元に食器がなくても、身近なものを使って用意することができるのは驚いた」と話してくれた。

また、分かれたグループでそれぞれ5×5マスの防災ビンゴも実施。
各グループで防災グッズとして使えるものをマスに書き込み、それを順番に発表してビンゴゲームを行う。
なかなか25マスを埋めるだけの防災グッズを挙げるのは難しく、そんなものもあったのかと発見に喜ぶ利用者の姿も見ることができた。

一般的な防災訓練とは一線を画し、楽しくも、いざという時に非常に身の為になる体験を提供した。
その他にも、簡易トイレやエアーマット等の非常時防災用品を展示し、実際に体験も行った。
目白大学保健医療学部准教授の櫻井氏は「知識として知っていることも大事であるが、防災用品は準備するだけではなく、実際に使ってみて使い方を経験する事が大事である」と語っていた。
また、制作を行う際に手がうまく動かせない利用者に対してボランティアで参加した目白大学の学生の細やかな気配りもあり、訓練は滞りなく進行する事ができた。

日本の防災にとって、「3月11日」は非常に意味のある1日である。
目白大学の掲げる地域連携事業により、岩槻の様々な人々に防災の意識がより強く芽生えていくことを願うばかりである。
【参加福祉作業所ふくふく東町・上澤】

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