夜空に輝く星々がトロのにぎり寿司に見える。

あの星々を寿司座として宇宙天体学会に登録申請しようという話で、ひとつの商店街は持ちきりだった。

五軒も軒を連ねる寿司職人たちはわくわくして盛り上がっていた

そこに異を唱える寿司職人がひとりいた。

「星くずが寿司な訳ねぇんだよ、そんなこと言って騒いでねぇで技を磨けってんだ、それが職人てもんだろ」

申請には五軒の寿司屋の署名が必要だったがこの寿司職人は署名を拒否した。

「てやんでぇ、星空どうこう言ってねぇで技を磨けってんだ」

日に日にこの寿司屋は心ない嫌がらせを受けるようになってしまった。

クリスマスの夜、見知らぬ女の子が寿司屋の扉をあけた。「おじさん、だいじょうぶ…?」(俺のこと心配してくれてんだ) 「お嬢ちゃん、これ持ってきな」
クリスマスケーキの箱に寿司を詰めた。

人気のない公園のブランコで寿司をほお張る女の子。
「わさびがツーンてしないからおいしい…」

澄んだ空気の空、星くずたちが寿司座になった。

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こんどお寿司を食べたら、きっと夜空を見上げたくなるでしょう(^▽^)

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