寄稿 レクリエーションを通して 共生社会を考える

 はじめまして。目白大学で1年生のスポーツ・健康を担当している渕上です。私は現在、スポーツを通した共生社会のモデルケースを研究しています。
 さて、「スポーツ」という単語を目の前にすると、「体育は嫌い」などのお声もいただきます。そのような中で私は今、ゲートボールを材料に様々な人と楽しめるゲームを研究開
発・展開しています。
この時に大切にしているのが、元となるスポーツの要素を把握した上で、どの要素を残し、変更するかの点です。参加する人の技術、体力はもちろん、実施する目的や難易度も含めて様々な変更を加えていきます。場合によっては、公式スタイルから大きく離れることもあります。
 例として、研究協力校で行ったゲートボールは、操作が難しかったスティック(ゴルフのクラブのようなもの)を手で転がすことに変え、ゲートは広げ、コートは狭くしました。技
術の難易度を下げた分、戦術的な面が際立ち、誰もがゲームに参加しやすくなることができました。協力校からの評価も良く、体育が苦手な児童も支援学級の児童も一緒に楽しめたとの事です。詳しくは下記のURLをご覧ください。
 上記は一例ですが、スポーツを材料としてルールや用具の変更を柔軟に行い、楽しめるものを作ることは、共生社会の創造を考える良いきっかけになります。保険医療学部を有する当校としても、学生たちがスポーツをレクリエーションに変更する過程を経験することで、共生社会を考えるきっかけになればと思います。
 本研究は、日本ゲートボール連合ならびに筑波大学との共同研究にて行っています。
ゲートボール・イノベーション・プロジェクト(筑波大学)https://gb-taiiku.whowp03.cc.tsukuba.ac.jp/

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