「めんこ」は、かつてこどもたちの重要な遊び道具の一つでした。
一般にみられる紙製の「めんこ」は明治時代にダンボールが製作され、印刷技術も進んでくるようになってから盛んにつくられるようになったといわれています。
それ以前、江戸時代には「泥めんこ」と呼ばれる型に粘土を入れて作ったものがあり、明治時代には鉛製のものが使われていたようですが、鉛に毒性があることから、紙製のものにかわっていったようです。
「めんこ」の遊び方
呼び方は、いくつかあり、地方によっても様々なものがあったようです。
遊び方は、一般的には数人で地面に置いためんこを交代で、地面に叩きつけ、その風圧で、相手のめんこを裏返すものです。
自分のめんこが簡単に裏返されないようにめんこに蝋や油を塗ることなどもあったようです。
めんこの形は四角い長方形のもの、円形のものなどがあり、大きさも大小様々あります。
元は丸いものが主でしたが、昭和のはじめごろから四角い長方形のものが作られてきたようです。
めんこには映画俳優、相撲の力士、プロ野球の選手、歴史上の人物などが印刷されています。
また、漫画やアニメのキャラクターなどもみられ、その時代の世相をよく反映しています。
岩槻郷土資料館では一階の「暮らしの道具Ⅰ」の部屋で展示をしています。
ここには主に七〇~八〇年前頃と思われるものがあります。
この他、展示はしていませんが、もう少し新しい「仮面ライダー」「快傑ライオン丸」「怪物くん」「ウルトラマンA」などいったテレビアニメなどのヒーローやキャラクターなどを印刷したものもあります。
現在、めんこはほとんどみられなくなっていますが、昭和の初めごろのデザインをまねたものが作られているようです。
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