Beverly Kenney Sings【ジャズ壱】

急に涼しくなってきた今日この頃、秋だな〜と、こんな時は、人恋しく、肌の温もりの感じられる音楽が、聴きたくなる。
それもCDではなく、レコードで、真空管のアンプを使用して聞くとよりいっそう、興に浸れる。
やはり聞くのは、女性ボーカル。
それも、アニタ・オディーやカーメン・マクレイ、エラフィッツ・ジェラルドなどの生粋のジャズ・ボーカリストなどではなく、美人ジャズ・ボーカリストの出番です。
ジョニー・ジェームス、ダイナ・シュアー、ブロッサム・ダイアリー、ミッチー・ゲイナー、ジュリー・ロンドとレコード棚を物色し、秋の歌を歌っているこの女性にあたりました。
『ビヴァリー・ケニー』バックで演奏しているのが、私の大好きなギター・リスト『ジョニー・スミス』あまり日本では人気がないようですが、美しいギター本来の響きを奏でるのは、この人しかおりません。
そんなわけで。
今日の一枚として紹介することにいたったのです。
 『ビヴァリー・ケニー』は、 1962年4月に惜しくも亡くなってしまいました、死因は寝タバコだという説と、傷心自殺だという説があり、さてどちらやら、深窓の令嬢の声は清らかで美しく、我々60代の男性の心を癒してくれます。
彼女はジャズ・シンガーではない、ジャズを魅力的に唄えるポピュラー歌手なのです。
フランク・シナトラしかり、トニー・ベネットしかり、味のある歌い方でジャズの持っている雰囲気をリスナーに伝える彼女の『ティス・オータム』は恋する女の子と秋という季節のもの悲しさを、甘く、優しく、乙女の初恋の愛らしさをバックのジョニー・スミスの繊細なギターと共に表現している。
他にも「グリン・スリーブス」「オールモスト・ライク・ビーイング・ラブ」、「スイート・ロレイン」、「スナッグルド・オン・ユア・ショルダー」など彼女にあった選曲で彼女のデビュー盤としては良いのです。

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