カテゴリー:短歌
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しきなみ短歌4月例会の高点歌(四首)
亡き母の 荷物を取りに 施設へと
朱色の湯呑が 目に留まるなり
石井厚子
過ぎゆきの 面輪ゆらりと 浮かび来る
半ばうつつの 暁の夢
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しきなみ短歌2月例会の高得点(四首)
病み上がりに 力付けんと 天ざるの
海老をいっぽん追加でたのむ
佐川慶子
病み上がりに 力付けんと 天ざるの
海老をいっぽん追加でたのむ
佐川慶子
花数の 少ない初…
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しきなみ短歌 1月例会の高点歌(四首)
新しき ヒノキのマナイタ 手に取れば
嬉しそげなる 母の面顕つ
横山 肇
「さあ徐々に不要な物を捨てましょう」
今日は優しい 娘の作戦
舞草信子
野菜の名 忘れな…
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しきなみ短歌12月例会の高点歌(四首)
散歩道 周りのコキア 赤く染め
行きかう人の 足止めており
細川智子
廃線に 様変わりした 故里の
二本の鉄路は 吾が絵に残る
佐川慶子
そばの花 白く群れいて 静か…
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しきなみ短歌11月例会の高点歌(四首)
孫に手を 引かれてあるく幼稚園
今日はうれしい お遊戯会へ
勝田登良松
今日もまた 三度の食事 考える
食材選びと これも脳トレ
関根イツ子
閉館の チャペルの鐘は …
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しきなみ短歌 10
月例会の高点歌(四首)
夕映えに 休息している 人に似て
パワーショベルの やさしい象
金丸由美子
体温を 越える気温の 続きいて
クーラー無くば 何処に暮らすや
寺内達子
前方の 黒…
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「絵画」
己を通して世界を知る
全ての世界観は
平行世界
元を辿れば
一つの世界線へと
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春が過ぎて初夏が近づいてきましたが、最近は夏が急に来たかのような暑さと思えば雨が降れば肌寒く、天候は…