ジャズと教育【ハイハイの行き先は】

私には間もなく十ヶ月になろうとする孫がいます。
これまでハイハイが全くできず、親をじらしていたのですが先日、突然できるようになりました。
その日のうちに我が家では部屋の模様替えをし、床上三十㎝以内にあったものを撤去せざるを得なくなりました。
遅いとヤキモキしていたハイハイではありますが「おぎゃあー」と生まれてまだ一年も経たぬ赤ちゃんが部屋中を這い回れるようになるなんて凄いことですね。
私が教員をやっていた時にも「年齢が低ければ低いほど成長度合いは大きい」と実感していました。
低学年の子供たちの成長は知的にも体力的にも目を見張るものがあります。
そんな時期の教育が重要なのは言うまでもありません。
幼稚園、保育園に通っているか否かに関わらず大切なこの時期をどのように過ごしたかはその子の人生に大きな影響を与えることになるのです。
すごい勢いで成長していく子供の姿を見ると、このまま成長を続ければ将来ノーベル賞を取ったり、オリンピック選手になったりできるのではないかと思うのはあながち妄想とは言えないでしょう。
それぐらいの成長を遂げるのがこの時期なのです。
ですから親は更に成長させようと様々なものを子供に与えようとします。
おもちゃ売り場には、触ると英語で喋るおもちゃや「知的能力を高める」がうたい文句のおもちゃ、はたまた「天才を育てる○○」等々が並んでいます。
親心をくすぐり、このようなおもちゃで遊ばせれば子供の能力は更に高まり、成長するのではと思わせるようなキャッチコピーだらけなのです。
でも本当にそのようなおもちゃを与えればよいのでしょうか。
私の孫を見ているとこれまで大好きだったのは冷蔵庫に貼ってあるカレンダー。
そしてハイハイできるようになった今はラックにずらっと並んだCDです。
次回はこの時期の子供にとっての興味関心はどこにあるのか。
また、どのように能力を伸ばしていけばよいのかを具体的なおもちゃを例にとって考えていきたいと思います。
【「共栄大学客員教授・岩槻Jazz 代表」今村信哉(Shinya Imamura) 】

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