運動と言いますと、顔を真っ赤にして、汗をだらだらかいて、息をはぁはぁとはずませていることを想像する方が多いです。
私が作業療法士として、治療的に運動を推奨する場合には、そういう負荷の高い運動はまずお勧めしません。
そういう運動は、プロスポーツ選手や、国体やオリンピックを目指すような高い志をもって身体を鍛え上げる人が行うものと思ってください。
大相撲の幕内力士、オリンピック選手、国体選手、プロスポーツ選手などは、怪我がいつも隣り合わせです。
彼らが行っている運動は、とても特殊なものですので、皆様が目指す必要は一斉ございません。
健康を維持するために必要な運動は、辛いものであってはいけません。
続かないからです。
また、負荷が大きすぎて関節や筋を痛める可能性があるものも避けるべきです。
安全で簡単で続けやすいものが望ましいですよね?
ウォーキングなどは、誰でもできる健康維持にふさわしい運動の一つだと思います。
でも私は皆様に声を大にして言いたい。ただ歩けばいいという訳ではないのですよ、と。
姿勢です。
タオルとポットを持って、足早に歩いている人を時々見かけます。
この中に、実は心配になってしまう方もいらっしゃいます。
それは正面からみて、まず頭の位置が横にずれている、肩が水平でなく傾いている、横から見て背中が丸く頭が出ている、足が前にばかり出ている。
こういう姿勢では歩けば歩くほど、腰や膝に痛みが出てくるはずです。
運動が逆に健康を害してしまう例です。
皆様、今は、誰でも簡単に動画が撮れる時代です。
どうぞ自分の歩く姿を撮影してもらってください。
左右と前後の傾きを確認してください。
傾きがあったり、視線が下にむいていたり、横から見て、前のめりになっているのは良くないです。
歩くことは、良い姿勢で、大股で気持ち速めに歩くと運動の効果がかなりあるのでお勧めですが、それはあくまで良い姿勢でという条件付きなのです。皆様、正しく歩きましょう。
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