コラム 特撮関係者の証言 仕事の転機だった出来事

 セーラームーンショーでは演出もやりましたよね?
 とある会社から「戦う女の子のショーをやってくれ」と話をもらったことがきっかけ。当時はセーラームーンを知らなくて「何ですか、これは?」という感じだった。
 ショーの立ち上げメンバーは事務所に入ってきたばっかりのど素人の女の子たちと一部の経験者。メインの5人はど素人の女の子たちで、2ヶ月間、毎日練習してなんとか形にしたけど、どう踊らせていいのか、立ち回りをやらせたらいいかもわからない、手探り状態だった。
 でもその後、ステージとショーを入れ込むキャラバンやミニステージ含めて100ステージ以上をやって、彼女らも自信が出てきてとてもうまくなった。セーラームーンSの時には香港でも公演をやったよ。
 ショーの内容は宇宙から来たロボットのような女王様が出てきてタキシード仮面に惚れるというミュージカル。でも、与えられた面とスーツが本当にロボットみたいな格好のやつだったんだ。こいつにタキシード仮面が少しでも心を惹かれるわけない! だから、昔のキャラクターを引っ張り出して勝手に面を改造してスーツを作った。それに合わせて兵士たちも別の作品の悪者を少し改造して作ってショーを行った。これをアメリカのプロモーターが見て香港でやらないか? という話をもらい実現。
 ブルースリーに憧れてスーツアクターになったけど、セーラームーンショーをきっかけに香港で演出として仕事をすることができたことが自分にとってはものすごい経験になったよ。彼女たちにとても感謝しているんだ。 【うえぽん】

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